死ぬほど読めて忘れない高速読書術
今回は、上岡正明さんが著者の
「死ぬほど読めて忘れない読書術」
を紹介していきたいと思います。
電車の広告でたまたま見つけて面白そうだったため、読みました。(笑)
タイトルが強烈ですが、タイトルに恥じないくらいの内容でした。
この本はこういう方にお勧めしたいです。
・1冊読むのに1週間かそれ以上かかってしまう。
・本を読んでも内容が残っていない。
・本を早く読みたいけど正しいやり方がわからない。
上記の悩みがある方に自信を持ってお勧めします。
私自身、「こういう読み方があったのか!」と新しい発見があり
効果的であることも実感済みです。
また、新しい読み方を知ると、どんどん本を読みたくなります。
悩みがない方にも是非読んでいただきたいです。
今回は本書で紹介されている
「本の効果的な読み方」
をざっと紹介していきたいと思います。
・効果的な本の読み方とは?
本書で推奨されている読み方は、
「1冊を30分で読む」です。
具体的に説明すると、1冊を30分間で3回読むということです。
時間配分は自由なのかと思う方もいるとは思いますが
ちゃんと時間配分も決められています。
1回目⇒15分
2回目⇒10分
3回目⇒5分
合計で30分になります。
ただし、注意事項があります。
連続で3回読むのではなく、時間を空けて、場所を変えて読むことです。
そうすることで記憶に定着しやすくなるとのことです。
ちなみに、なぜ15分なのかというと15分というのは
人間が集中力を維持できる最大の時間だからだそうです。
ここで、3回の読み方の詳細を軽く書いていきます。
・1回目
15分の間に全てを読み終えます。文字数によって難易度は異なりますが
原則すべての著書を15分で読み終えるようにします。
しかし、普通に読んでいては15分では厳しいですよね。。
ちなみに、私もゆっくり読むタイプなので無理です。(笑)
ここで使うテクニックが「漢字だけを読む」です。
そんなことで内容は入ってこないよ。
と思う方もいらっしゃると思います。確かに100%は入ってきません。
しかし、50~80%でいいのです。
基本的に漢字だけ読めば、9割は理解できると言われています。
慣れるまでに時間はかかると思いますが、意識して取り組んでいきましょう。
ここでも注意点があります。
「しかし」や「つまり」などの逆説、結論を促す接続詞のあとは要注意です。
この後には、大切な言葉が記載されていることが多いので
気をつけながら読むようにしましょう。
また、大切だと思う部分にはドッグイヤーをつけておきましょう。
ドッグイヤーとは、ページに折り目をつけることです。
・2回目
10分で全て読み終えます。
1回目である程度内容は頭に入っていると思うので
ドッグイヤーの部分を意識して読むことが大切になってきます。
また、気になった文章に青ペンで線を引いて、その文章に対して
「思ったこと」「なんで気になったか」
などの自分の意見を書くとさらに効果的です。
・3回目
5分で全て読み終えます。
ほぼほぼ内容は頭に入っていると思います。
最後の復習みたいな感じですね。
ドッグイヤーや青ペンの部分を読んでいきます。
読み終えたとき、本の大事なエッセンスが脳内に定着し忘れないようになります。
以上簡単に、「本の読み方」を紹介させていただきました。
この他にも細かいテクニック等紹介されているので
気になった方は読んでみて下さいね。